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夜行バスに乗るための準備をしておこう

夜行バスは高速道路を夜中に走るバスのことです。
夜中に走る公共交通機関は、かつては寝台特急など鉄道もありましたが、鉄道はほとんどが撤退してしまったので、現在ではほとんどがバスで成り立っています。
この夜行バスは東京や大阪など大都会と大都会などを中心に運行されていますが、数十人単位での小規模輸送で成り立つので、人口が10万程度の都市間輸送も可能になります。
しかしいずれにしても高速道路を走行するので、全員が座席に座っていなければならず、そのための予約をしなければなりません。
最近の夜行バスは昔に比べて車両が多様化してきています。
最近の一部のバスは座席の定員を大幅に減らす代わりに、座席自体を豪華にしたり、完全に座席自体が寝台になった車両も登場しています。
これで移動中の時間を快適に寝て過ごしやすくなるメリットが出てきます。


ただし定員が減って座席や寝台が豪華になったタイプはそのぶん乗車料金も鉄道並みに高くなります。
一方の定員が多い普通の座席は安い代わりに車内がその分窮屈になりやすくなります。
窮屈になってくると快適に過ごしにくくなったという人の意見が多くなってくるので、乗りなれていない場合は料金をケチりすぎて後悔しないようにするなど、ある程度のお金など選択の余裕も求められます。
座席は一番窮屈なのが2列と2列の4列タイプ、その次に2列と1列の3列、1列が横に3つ並んだ3列独立、そして一番快適なのが1列と1列の2列となります。
しかし2列タイプはまだ完全な少数派だし、運行区間次第では導入されていない場合も圧倒的多数になります。
また座席とは別にトイレがついているタイプもあり、トイレ付だと頻尿の人はその心配を減らせます。
乗車料金は昼間の高速バス同様に基本的に普段の平日を早期予約が一番安く、一番高いのが夏休みや年末年始などとなりまして、具体的料金はそれぞれのバス会社のホームページなどの確認が欠かせません。


夜行バスでランクがある程度高くなってくると車内での快適性を高めるために座席や寝台周辺にカーテンで仕切ることもできます。
バスは運転士が途中で休憩したり交代するために何か所かのサービスエリアに停車します。
その際に乗客もおりて休憩することもできますが、寝ている客もいるので昼間便と違って車内アナウンスをしなかったりするし、停車中に車内の照明が明るくならない場合もあります。
また出発の際に乗り遅れていないかの確認作業も行うわけにもいきません。
というのは寝ている人がいる人が多い中での確認作業は、カーテンを開けるなどして寝ている人の睡眠を遮って苦情の原因になりかねないからです。
なのでサービスエリア売店やトイレなどで長居してると乗り遅れてしまう可能性もあるので注意しないとなりません。

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